医療レーザー脱毛のリスクと副作用

医療用レーザー脱毛には副作用やトラブルが起こるリスクがあります。

医療機関からしっかりとリスクや副作用に関する説明や副作用が起こった場合の対処方法、保証の内容などを確認しましょう。また、日焼けなどの自分の肌の状態をこちらからもしっかりと説明することも大事です。

施術直後の赤み・ヒリヒリ感

レーザー照射後は毛穴周囲の皮膚の炎症反応が起きます。軽いヒリヒリ感と赤みは施術を受けたほとんどの方に生じ、数時間で落ち着きますが、お肌がデリケートな方は、数日間症状が残ることもあります。

炎症性浮腫

毛穴周囲の皮膚の炎症によるムクミ、軽度の腫れです。施術を受けたほとんどの方に生じ、数時間で落ち着きますが、お肌がデリケートな方は、数日間症状が残ることもあります。

毛嚢炎

毛嚢炎とは、毛とその周囲の炎症のことです。毛嚢炎は、レーザーの熱によって毛包が傷つき、雑菌が入ると炎症を起こしやすくなります。毛嚢炎は脱毛だけでなく、カミソリなどでのムダ毛処理によってできる可能性もあります。

やけど

医療用レーザー脱毛は毛根を焼却する治療のため、やけどのリスクが伴います。レーザーの照射パワーを弱くすればヤケドのリスクは少なくなりますが、十分なパワーがないと効果を得にくくなります。

ぎりぎりのラインを見極めて照射することになりますが、肌の状態や体毛の個人差等によりどうしてもやけどのリスクが生じます。

硬毛化・増毛化

非常にまれにレーザー照射の影響で毛が太く硬くなることがあります。硬毛化の原因は解明されていません。増毛化(多毛化)は、脱毛前よりも毛量が増えたように感じられる現象ですが、実際には毛穴の数は生まれつき決まっているので、ほとんど起こりません。

一旦硬毛化した場合でも硬毛化しにくいレーザー脱毛機などを使って脱毛は可能です。